2023年6月1日 : お知らせ

ある出版社から、その出版社の書影が掲載されているサイト管理者に、書影の削除を要請したところ、openBDの利用規約に沿っているため削除しないとの回答があったとの指摘がありました。openBDの利用規約では、第三者の著作権、その他の知的財産権を侵害する内容のサイト・サービス等での利用を禁止しています。また、「個別の書誌・書影情報について、プロジェクトからの削除要請があった場合には、速やかにそれに従うものとします」と規定しています。出版社から要請があった場合には、ただちにそれに従い、openBDにご連絡ください。openBDプロジェクトでは【出版社】からの要請があった場合、プロジェクトとしても削除を要請します。その場合には、利用規約に従ってただちに削除してください。引き続きオープンなサービスを提供するために、ご協力をお願いします。 → 利用規約を確認

はじめに

私たちopenBDプロジェクト(カーリル・版元ドットコム)は書誌情報・書影を、だれでも自由に使える、高速なAPIで提供します。

  • 個人が、SNSやブログで本を紹介するとき
  • 書店が、仕入れや、販売のために本を紹介するとき
  • 図書館が、選書し、利用者に本を紹介するとき
  • メディアが、本を紹介し評するとき
  • 企業が、書誌情報・書影を利用したあらたなサービスを開発するとき
こうしたときに、自由に使える書誌情報・書影を、高速なAPIで提供するopenBDの提供を開始します。
オープンな本のデータが、本の世界をますます豊かにすると考えるからです。
openBDは、カーリルがAPIシステムを開発します。
カーリルは、図書館蔵書・貸出情報を横断的に高速で検索するサイトを提供しています。
ここで培ったノウハウを活用します。
openBDに掲載する書誌情報・書影は版元ドットコムが収集します。
版元ドットコムは、会員出版社229社のつくった本の書誌情報・書影をネット上で公開し、書店・取次などに送り届けるシステムをつくる出版社団体です。
さらに会員出版社だけでなく、大手から中小出版社まで、24,747社の約76万タイトルの本の書誌情報、書影、ためし読み、書評掲載情報などをあつめてサイトやAPIで提供しています。
提供のために、出版社・出版業界・国立国会図書館などからの収集の蓄積を活用して取組みます。

openBDユーザーフォーラムを開催します

2017年から開始したopenBDでは、初のユーザーフォーラムを開催します。参加申し込みのフォームでは参加申込とあわせて事例発表も募集しています。参加申込していただくと前日にZoomの接続情報をリマインドいたします。

開催日時:2022年7月28日(木)13時30分~15時30分
定員:300名

【プログラム】
13:30-13:40(10分)挨拶 (版元ドットコム 沢辺均)
13:40-14:20(5分×5事例) 活用事例発表
14:20-14:40(20分)openBDの技術的解説と展望(カーリル代表・エンジニア 吉本龍司)
14:40-14:50(10分)<休憩>
14:50-15:30(40分)質疑応答・ディスカッション
  フォームが開けない場合は info@openbd.jp までメールでお名前・所属をご連絡ください。

openBDセミナーを開催しました

全体の配布資料
カーリル(吉本)のプレゼン資料
イベントのチラシ

●日時 2017年1月23日(月)
 開場・15:00/開始・15:30/終了・17:30
●場所 国立情報学研究所
    12階会議(1208、1210)
●主催 openBDプロジェクト
     株式会社カーリル https://calil.jp 岐阜県中津川市坂下1645-15
     版元ドットコム http://www.hanmoto.com 東京都渋谷区神宮前2-33-18-303
openBD掲載書誌情報の予定 (2016.12.09現在)
・書誌情報 778,793タイトル 掲載出版社 25,147社 
 書影 449,680タイトル 近刊情報 4,026タイトル 405社
・書評掲載情報 37,308タイトル 54,855件
・ためし読み 11,462タイトル

API仕様

  • 書誌情報1件あたり1ミリ秒以下での応答(超高速)
  • 全件取得やデータ同期を推奨するAPI設計(大量アクセス対応)
  • 国内の複数データセンターにエッジサーバーを展開
    (さくらインターネット・AWS・GCPに順次展開予定)
  • 複数のCDNサービスに対応した書影情報の配信
  • 大規模サービス向けにキャッシュサーバーをオープンソース化
書誌情報の取得
/get?isbn=ISBN,ISBN
APIデータ仕様書

収録範囲の取得
/coverage

JSONスキーマの取得
/schema

ガイドライン・利用規約

  • openBD APIが提供するのはデータの「利用権」です。
  • openBD APIが提供する書誌・書影・内容紹介・書評情報などすべての情報は、本の販促・紹介目的に限り使用できます。個人・団体・企業を問いません。
  • 提供するデータには近刊情報が含まれますから書誌の内容や書影が時間とともに変更・修正、さらには削除される可能性があります。利用側の事情で書誌データをキャッシュする場合は、データの変更をできるだけ早く反映するようにしてください。
  • 個別の書誌・書影情報について、openBDプロジェクトからの削除要請があった場合には、速やかにそれに従うものとします。
  • openBD APIから得られたデータを、任意に改変してはいけません。不具合の報告や改善の提案は歓迎します。
利用規約全文

活用事例

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